引っ越し先を選ぶ時に気になる初期費用。「敷金・礼金なし」の賃貸物件だったり、「頭金なし。月々の支払いは家賃並み」をうたっている中古物件なんかもあって、どれも凄~く魅力的に見えますよね。
でも実際のところ、本当に初期費用がない物件はあるんでしょうか?今回はそんな疑問にお答えしていきます♪
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引っ越し先の物件選び「初期費用なし」ってある?
いきなりですが…
結論初期費用が完全にない物件はありません!
「え!?広告で初期費用なしって書いてるチラシ見たことあるよ?」とか「敷金・礼金0円の物件って結構あるよねぇ」とか思いませんでしたか?あれって厳密に言うと初期費用の一部がないだけにすぎないんです。
一言で初期費用といっても、細かく見ていくと実はいくつも項目があるんですねぇ。その為、不動産屋さんに契約の説明を聞いてみると、なんだかんだで初期費用が発生してくるんです。
で、結局告知してる物件はそんなにお勧めじゃないですよって理由を色々聞かされたりね~
ではここで、初期費用の内訳を一度見てみましょう。
賃貸契約時に必ずかかる初期費用
敷金 家賃1~2ヶ月分 退去時にクリーニングや原状復帰を行う際の費用となる保証金 礼金 1~2ヶ月分 大家さんへのお礼のお金で、基本は返金されない 前家賃 1ヶ月分 家賃について、入居前に入居月分だけでなく翌月分も前納 日割り家賃 1ヶ月分を日数で割った金額 入居が月の途中だった場合の、家賃の支払い方法 火災保険 約5,000~11,000円 火災・水漏れ等のトラブル時に補償される損害保険への加入は必須 仲介手数料 1ヶ月分 大家さんとの間を仲介してくれた不動産会社などへ支払う紹介料です。 賃貸契約時に任意でかかる初期費用
鍵交換 約15,000~25,000円 防犯対策の一つ。ディンプルキーなど防犯効果の高いものでは費用も高くなる 家賃保証会社利用料 家賃の約30~70% 連帯保証人を立てる代わりに家賃保証会社を利用する場合の利用料 消毒 約30,000~50,000円 退去時の消毒・クリーニング費用 コンシェルジュ等のオプション 約2,000~10,000円 タワーマンション等で多く、全入居者の管理費に均等に上乗せされる
といった感じになっています。家賃に関しては払わなければ住むことが出来ないので、請求があって当たり前なんですけど、前家賃もプラスになってくるのは盲点だったって人もいると思います。
最低でも火災保険と当月分の日割家賃と前家賃が契約時に必要になるので初期費用がなしになることはあり得ないと言っていいでしょう。
初期費用なし=0円で住み始めることは基本的に不可能です。そんなに自分に都合のいい話はノーリスクでは存在しないので、期待し過ぎない様にしましょうね。
敷金・礼金などがない物件はこんなこともある
今の時代は空室も空き家も多いので、敷金・礼金・保証金をなくし早く入居してくれる人を募集している物件も多くなってきています。新しい物件や戸建てでも初期費用なしのものを見かけることがありますが、それは入居者の都合に配慮しているから。
初期費用分が月々の家賃に含まれてることもあるので、長期で住む予定の場合は周辺物件の家賃を調べる必要がありそうですね。初期費用は安かったけど、最終的には割高になってたなんて事もありえますからね。
そして、敷金がない場合に注意しなければいけない事がもう一つあります。上でも書きましたが敷金=退去時のクリーニングや原状復帰費用なので、入居時の状態を退居する時までいかに維持できるかが重要になってきます。
僕の知り合いは退居する時に凄い金額の請求がきたって人いたよ!
何でか聞いてみたら「ペット不可」の所なのに内緒でペット飼ってたのがバレたらしいんだけどさ(笑)
こんなに請求くるなら、初期費用で敷金払っときゃ良かったって言ってたね
その人の場合は禁止されてることをやっちゃってた訳だから、請求されて当然ね
敷金は初期費用で一度払っても、あまれば戻ってくるし足りなければ追加で請求されます。実際退居後にどれだけ費用がかかるかは、退居してみなければ分からないんです。
敷金を初めに支払ってあれば、その中で何とかしようとしてくれるようです。が怖い話、あえて敷金を預からず退居の際に入居の時以上の原状復帰を行い、膨大な金額が修繕費として請求されたという話もごくごく稀にあるようです。
とは言っても人の記憶は曖昧なもの。本人に自覚がないだけで、実際それだけの状態にしてしまっているのを棚に上げてしまう人もいるでしょう。なので、退居の時にトラブルが起きないように入居時の部屋の状態を画像にとっておくのが安全ですね。
家賃を抑えられるフリーレント物件
フリーレント物件とは一定期間の家賃がタダで契約できる物件の事で、期間は日割り分のところもあれば、約2か月分のところもあり物件によって大きく差があります。
凄いですよね!?私が物件を探してる頃には、こんな有り難い物件はなかったです。笑
フリーレント物件の場合、その期間によって日割り家賃や前家賃がかからないので初期費用を準備できない人にはオススメの物件と言えます。ただし、中には前家賃は発生するといったケースもあったりするので、契約前に確認する事を忘れないようにしましょう。
使い方次第で得することもあれば損することもあるので、初期費用がかけられない時の物件探しをする時は、自分がどのくらいの間そこに住む予定なのか、前もって考えてから契約を決めるようにしましょう。
初期費用は準備出来ないけど引っ越したい場合
「本当にお金が無い!けど、今住んでいるところには訳あっていられない。。。」
「損とか得とか今はどうでもいい!引っ越しさえできれば後はどうにかする!」
と、今すぐにどうしても引越す必要がある人も中にはいると思います。そんな人にはゼロすむという方法もあるのでご紹介します♪
ゼロすむは、通常の契約で発生する初期費用すべてを一度負担してくれるんです。そしてゼロすむ利用料を含む初期費用を、契約年数によって月々の家賃に分散し支払いをする事ができるシステムになっています。
なので、余計な費用がかかるので損はしますが本当に初期費用=0円は実現できます!
申し込みの流れや契約期間内解除による違約金など、細かい説明はゼロすむHPで確認してくださいね♪
頭金なしの中古物件はどう?
「頭金なし、月々の支払いは家賃並み」なら中古物件を買った方がお得?と思ったことはないですか?私は思ったことがあります!笑
実際のところどうなのかしら?
そのうたい文句をうのみにしてはいけません!大きな落とし穴があるんです。一度落ちるとその先には生活破綻が待っていますよ。
確かにローンだけで言ってしまえば一見よさそうに見えるかもしれません。ですが、実際には維持管理費(共益費、修繕積立金、駐車場、火災保険料など安く見積もっても+2万円)と、不動産所得税、そして固定資産税にリフォーム代など多くの費用が発生してきます。
今までの家賃内でこれらの費用が収まるのであれば選択肢に入ってくる事もありますが、資金繰りが上手く回らないと返済が追い付かず生活破綻することになるので、購入する場合は十二分に考えてから購入するようにしましょう。
賃貸でずっと契約してきてる人はここを見落としちゃうから気を付けようね!
まとめ
- 初期費用が完全にない物件は存在しない!
- 初期費用節約にはフリーレント物件がオススメ。
- 訳ありで今すぐ引っ越したいならゼロすむ。
- 住宅の購入は大きな落とし穴に注意
魅力的なうたい文句の裏にはやっぱり何か隠れていましたね。ですが、かなり初期費用を抑える方法は結構ありました。大切なのは無理をしない事。自分にあった物件を探して、お金に苦労しない生活を送りましょうね♪
最後まで読んでいただき有り難うございました!
その引っ越し料金、カモられてます(引っ越し料金-40%)
引っ越しをする時に、普通に見積もりを取ると100%割高になります。
僕の場合、普通に見積もりを取って22万だったのが(値段交渉もして)別の方法で見積もりを取ったら14万まで下がりました。
差額8万です。相当下がります。ルンバの上位機種買えちゃいます。
このように一括見積を使って複数の会社から見積もりを取らないと必ず損をします。
なぜなら価格競争が起きないからです。
引っ越し業者同士で競ってもらうことで、引っ越し料金が安くなります。
そして、一社だけに依頼をすると比較する業者がいないので、割高であるということに気が付けません。
「高いけどこんなものなのかな?」とカモられることになります。(僕はずっとこうでした)
これは非常にもったいないです。
一括見積サービスを使うとカモられるのを防げます、そしてさらに安くなります。もちろん無料です。
あれってさぁ、結局不動産屋さんがお客さん集める為に魅力的な表現をしてるだけだよね?入ってみたら違う物件をガンガン勧められたりするんだよ~