新居が決まったら、引っ越し業者を決めるために見積もりをしてもらいますね。
何件かに見積もりを出したりする人もいると思います。しかしこの見積もりを依頼したのにもかかわらず、連絡が来ない！
ということがあるらしいのです。おまけに見積もりの連絡はきたけど訪問に来ない！なんてことも…。一体何がおこっているのでしょうか？
どうやら、連絡が来ないのには見積もりをしてもらう時期に関係があるようなのです。
Contents
繁忙期は連絡が来ないって本当？
通常の時期ですと引越し業者からの連絡は驚くほどに早いのです。それが繁忙期だけは違うのです。何故なのでしょうか？
繁忙期はとにかく人手が足りていないようで、引越し業者がパンク状態になってしまうほどに忙しい時期になります。
そのため連絡が来ないという事態を引き起こしているようです。もっと詳しく内情を見てみましょう。
|
【繁忙期（2月から4月）】
|
売り上げが上がる順に受注を受けているので、売上の上がらない受注に関しては後回しになっているということですね。
ではその優先順位がどうつけられているのか？
繁忙期の優先順位
引っ越し業者にとって「売上が上がる」とは、どんな引っ越しなのでしょうか?こちらをご覧ください。
|
【主に全国展開している引越し業者の優先順位】
|
特に全国で展開している引越し業者は、そのネットワークを活かした「長距離」便でコスト低減も考えながら行われています。
行きも帰りも引越しの荷物を運搬するように組まれていて、燃料の無駄使いをしないといったようなことですね。
しかし、数をこなすことで近場で売り上げを作ろうという中規模の業者もありますので、近場への引越しが優先順位が低いと一概には言い切れません。
繁忙期は、優先順位が低いと連絡が一週間以上もこないということは結構あるようです。
繁忙期の注意点と対策
繁忙期は常に見積もり依頼や問い合わせの連絡が多く、そこに加えて引越し業務も忙しいのでパンク状態となっています。
そうなるのが分かっているなら備えておけよ…と思うかもしれませんが。
引っ越し業務は人手不足なようで、アルバイト検索でも繁忙期前には募集が必ずあがっています。
物理的に人手が足りないと対処が遅れたり、ミスがでてきたりしますよね。
そこで、繁忙期には存在を忘れられないために注意しましょう(笑)
- 引っ越しが決まったら出来るだけ早く見積もり依頼をする
- メールでの連絡手段は絶対にダメ
- 電話が来ない場合は繋がるまでこちら側からかける
早めに連絡を徹底
見積もり依頼はとにかく引越しが決まったらすぐにしましょう。
2～4月は早い者勝ちになってきます。引越し業者が決まらないなんてことにならないために見積もりはとにかく早くが鉄則です。
予約がオーバーする前に見積もり依頼を打ち切りにするところもあるようです。
連絡手段は電話
メールで連絡を取り合おうとすると、放置される可能性がとても高くなります。
最近は、見積もりで訪問をせず、メールだけのやり取りだけでというものもあるようですが、これは繁忙期には絶対向きません。
そして、折り返しかけてきてくれるだろうことを期待して待つのはやめましょう。
忙しさ故に忘れられます！電話は繋がるまでこちら側から！
とはいっても最終手段はクレームに近いものになってしまいますが…
最終手段
大手にしか通用しませんが、本社に電話を入れるという最終手段です。
絶対ではありませんが有効的だとは思います。
「担当支店から連絡が全然来ない」と…これはやはりクレームですね(笑)
でもそれだけ、繁忙期の忙しさというのはこちらの想像を超えているということです。
繁忙期にはこんなこともある
少し見積もりから話がそれますが、繁忙期のパニック状態を紹介しておきます。
- 引越しの日に引越し業者が来なかった！
- 引っ越し業者が約束時間から大幅に遅れているのに連絡が何も来なかった！
これって普通ならアウトなことですよね。
でも、この普通がまかり通らなくなる状態があるということです。
通常時にこれだったら、その業者はやめたほうがいいです(笑)
訪問なし見積もりって何?
これは訪問連絡が来ないのではなく、誰も訪問に来ないものの情報になります。訪問見積もりの予約はできたけど、「当日いくら待っても担当者が来なかった」という経験をされている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
訪問なし見積もり
訪問なし見積もりは、繁忙期には対応してもらえないことも多いので依頼する時期は気を付けましょう。
|
【訪問なし見積もりは、こんな方におススメ】
|
単身引越しで荷物が少なく、お金より手間と時間を省きたい人にはいいですね！
方法は業者に荷物の個数や種類などの情報を送るだけなので難しいことがありません。
個人的にはデメリットのほうが大きいかな思いますので、ここは頼む前にしっかりとチェックしておいてください。
見積もり訪問なしのデメリット
言うまでもありませんが、荷物の多い方には不向きです。
割高になる
見積もり後の料金の変更は原則的にできないことになっています。
そのため、業者はある程度の余裕を持って高めの見積もりを出すことになります。
そして、予想外の荷物があった場合に備えて本来準備すべきトラックよりも大きいトラックを準備するので料金が割高に。
事前のやり取りでの申告漏れの荷物があっても、追加料金として取られるので、ここはしっかりと見積もりで確認しておきたいとこですね。
あと、見積もり訪問ありのサービスなどの粗品がもらえません（段ボールなどの引っ越し資材や、洗剤などの日用品をもらえることがあり）
スムーズに進まない可能性がある
訪問して見積もりを行う場合に業者は荷物の量だけでなく、部屋の間取りや家の周辺状況も見ています。
荷物の搬出がスムーズに進むか、トラックが道路に乗り入れできるか等。
これが見ていないことで、予想外のことが起こり時間がかかってしまったりして、スムーズに引越しが進まない可能性が高くはなります。
対策としては、事細かにお伝えしておくしかないです。
値引き交渉が難しい
訪問見積もりを実施したユーザーの多くが値引き交渉をしています。約70％近くは値引きをしているようですよ！
訪問のない場合は値引きができません。
訪問がないけど連絡が頻繁に来る
繁忙期でない限り、引っ越し業者はお客様の取り合いをしています。
一括見積りした場合などで個人情報（電話番号）を入力した場合、お知らせ等で頻繁に連絡がくることがあるようです。
これは結構厄介ですよね。対策としては電話番号を入力しない！ですが必須になっていると無理ですね。
でも、電話がこないと会社もあるので、こちらは見積もりを何件かして検証してみたいという方にはおススメです！
|
【電話がこない会社】（メールのみ） ・SUUMO・ラクっとNAVI・引越ライフル |
まとめ
- 引っ越し見積もりはとにかく早く連絡する
- 引っ越しの見積もり連絡が来ないのは、繁忙期で引越し業者がパンク状態の可能性が高い
- 引越し見積もりで連絡が来ない場合は連絡がつくまでこちらから連絡を取り続ける。最終手段は本社へ。
- 見積もり訪問なしの場合はメリットとデメリットをしっかりと見極める
- 一括見積では電話等の連絡が頻繁になるので、参考程度に見る場合は電話のこないところを選ぶ
総合的にみると、見積もりにしっかりきてもらえるように、最初からしっかりと連絡を取り、訪問してもらい値引き交渉までをするのがよさそうです。
優先順位なども、もちろんあるとは思いますが、結局のところコミュニケーションなのだと思います。
システムがいかに優れていても、人が動く限りはコミュニケーションに勝るものなしですね！
そうそう、見積もりでコミュニケーションといえばこちらの記事もチェック
引越し見積もりの断り方は？大人のマナーを踏まえた名台詞はコチラ。
こちらも引っ越し見積もりするまえに読んでおきたい
引っ越し見積もりでの必須確認事項!知らないととんでもないことに…
さあ、いよいよ来ますよ!直前にはこちらをチェック！
引越し見積もり業者が家に来る!抑えるべきポイントは?
その引っ越し料金、カモられてます（引っ越し料金－40％）
引っ越しをする時に、普通に見積もりを取ると100％割高になります。
僕の場合、普通に見積もりを取って22万だったのが（値段交渉もして）別の方法で見積もりを取ったら14万まで下がりました。
差額8万です。相当下がります。ルンバの上位機種買えちゃいます。
このように一括見積を使って複数の会社から見積もりを取らないと必ず損をします。
なぜなら価格競争が起きないからです。
引っ越し業者同士で競ってもらうことで、引っ越し料金が安くなります。
そして、一社だけに依頼をすると比較する業者がいないので、割高であるということに気が付けません。
「高いけどこんなものなのかな?」とカモられることになります。（僕はずっとこうでした）
これは非常にもったいないです。
一括見積サービスを使うとカモられるのを防げます、そしてさらに安くなります。もちろん無料です。
