賃貸物件を借りたい人は要確認!保証会社についてまとめて解説

最近は賃貸物件の情報を見ると、条件のところに「保証会社(家賃保証会社)」という文字がよく書かれていますよね。「任意加入」だったり「利用必須」だったり、いったい何がどうなっちゃってるのか見当もつかないって人も中にはいると思います。

お任せください!そんな悩める子羊…ではないですね。みなさんの疑問にお答えしていきます!!これを読んでそのモヤモヤをスッキリしちゃいましょう♪

 

保証会社(家賃保証会社)は絶対に使わないとダメ?

賃貸物件の契約について見てみると、最近は必ずと言っていいほど「保証会社(家賃保証会社)」の文字を目にしませんか?そして、その保証会社の項目に書いてある条件を見てみたら「要加入」や「必須」など、利用に関する条件がいろいろ書かれています。

では、この保証会社(家賃保証会社)って絶対に使わないといけないものなんでしょうか?

契約条件が「要利用」「要加入」「必須」などと書いている場合
保証会社(家賃保証会社)の加入が必ず必要になります。

悠介
ボクも何回かこの保証会社っていうの使って契約したことがあったな~

気に入った物件を契約する為には、絶対に申し込まなきゃいけないって不動産屋さんに言われたから、そういうもんなんだ~て疑問すら持たなかったけど(笑)

というように中には気にならない人もいますが、初めて保証会社って言葉を見たり聞いたりする人にとってはちょっと戸惑うところ。気に入った物件の条件次第では絶対利用しないといけないのが保証会社です。

昔は学生が1人暮らしを始める時って、親が連帯保証人になるのが当たり前だったじゃない?

それが今だと、保証会社を保証人として使うことが義務になってる物件なんかも増えてきてるんだって~

悠介
えっ!?そうなんだ!

…でも何でそんなことになってんだ??

気になりますよね。

では保証会社の加入がなんでそこまで必要になったかというと、万が一、家賃の滞納が発生した時に保証会社を使っている入居者であれば、保証会社が立て替えて物件のオーナーに家賃を支払ってくれるからなんです。言ってしまえば賃貸物件を借りているにもかかわらず家賃を滞納者する人が多かったからって事ですね。

実は貸している人を守るための保証でもあるって事なのね!

中には契約条件に「連帯保証人不要」と書いているところもありますが、この場合も基本的には保証会社を使う必要があます

連帯保証人がいる場合でも使わないとダメ?

悠介
そういえば、ボクが前に保証会社を使って住んでた物件を契約した時も、連帯保証人を親に頼んだ記憶があるぞ!
悠介クン、ちょっと気にしなさすぎじゃない?

連帯保証人がいるのに、保証会社まで使うなんて保証料を無駄に払ってるようなもんじゃない

悠介
その時はどうしてもそこに住みたかったんだよ~

というように、賃貸物件によっては連帯保証人と保証会社の両方が必要な物件もあったりします。

たとえ連帯保証人になってくれる人がいる場合でも、保証会社の項目に利用することが条件と書かれている場合は、連帯保証人だけでの賃貸契約はできず保証会社を使う必要があるんです。

昔は賃貸物件の契約する時だと基本的に連帯保証人だけでOKだったのに、何で今は連帯保証人じゃダメなの?って思いますよね。疑問を感じて当然だと思います。しかし、これには今と昔で大きく違う社会現象が、実は大きく関係してたりするんですよ。

こんなところにも高齢化社会の影響が

みなさんも知っての通り現代は高齢化がすすみ、2018年では日本人口の約28%が65歳以上、約14%が75歳以上と数字で見ると恐ろしいことになっているのが分かりますよね?

そうなると、どんな人が物件を借りるかわからない入居者募集の時点では、連帯保証人が高齢で家賃の支払いを保証する能力が低い可能性も出てくるので、賃貸物件の契約条件の中に保証会社の利用が必要というところが、今では増えているんです。

言われてみれば確かにそうよね

うちの親ももうじき定年退職する年齢だわ

その割合はなんと半分以上だと言われています。今後は更に高齢化が進むと言われているので、連帯保証人のみで契約ができる物件時間が経つにつれて更に減っていく傾向にあるようです。

 

どうしても保証会社を使いたくない場合は?

入居したい物件の条件次第では使わなくてもいいことだって勿論あります。保証会社の利用が契約条件に入ってない上に連帯保証人になってくれる人がいるのであれば、保証会社をわざわざ使うメリットはありません。手数料の払い損でしかないです。

悠介
だよね~(笑)

ん?ということは、中には保証会社を使わなくてもいい契約条件ていうのもあるってことだよね?

そうなんです。物件によっては逆に、契約条件が連帯保証人でも保証会社でもいいってものもあります。保証会社を使いたくない人は、まず初めに保証会社の項目に書いてある条件がなんて書いてあるのかを確認するのが最優先なんです!

保証会社を使わなくてもいい条件
「保証会社の利用可」「任意加入」など

連帯保証人になってくれる人がいるのであれば、物件探しで不動産屋さんに足を運んだ初めの段階で保証会社を使わなくてもいい物件を探していることをしっかり伝えておきましょう。

ただし!こういった契約条件の場合は、契約時に借りる側が選ぶことが出来るというだけの話で、場合によっては保証会社を使う必要があると言われてしまうこともあるので、頭に入れておきましょう。

親が定年退職してたら連帯保証人になれない?

親が既に定年を迎え退職している場合であっても、務めていた会社が大きな会社だったり、年収が多かったり、今住んでる住居が持ち家だったりすると、連帯保証人としての能力があると認められることもあります。この判断はオーナー(大家さん)次第だったりするので、ダメ元で相談するだけしてみましょう。

ポイントは万が一家賃滞納があった場合に、ちゃんと返済能力があるかどうかってとこみたいね

 

保証会社って何?自分で選ぶの?

不動産屋さんによって色々な書き方がありますが、「家賃保証会社」も「賃貸保証会社」も書き方が違うだけで保証会社のことなんです。

保証会社とは

最近は連帯保証人をお願いしようとした時に「身内でも頼みづらい」「親が高齢で働いていない」「頼む当てがない」など、いろんな理由で連帯保証人を準備できない人が多くなってきてたりします。

そんな入居希望者のピンチを乗り越える方法として、第三者が手数料を受け取ることで、代わりに入居者の連帯保証人になるサービスが保証会社だったりします。オーナー(大家さん)だけにメリットがある訳じゃないって事ですね。

今ではこの保証会社を利用するシステムが広まってきていて、連帯保証人を誰かにお願いする大変さよりはお金で解決してしまいたいという人が年々多くなってきているんです。

悠介
一人っ子で親が他界してたりすると、連帯保証人をお願いする人を探すだけでも凄く苦労するみたいだもんね
入居希望者の為のサービスがちゃんとあってホッとしたわ

保証会社は自分で選ぶもの?

保証会社のプランや実際契約を交わす保証会社は、基本的に入居希望者は選ぶ事が出来ないんです。

というのも、保証会社の中には家賃滞納が続き強制退去になった場合に必要な「現状回復費用」や「カギ交換代」を入居者の代わりに保証会社がオーナー(大家さん)に支払うプラン(当然入居者にはあとで保証会社から請求があります)というものもあったりします。

そのため、万が一の保証内容を充実させておきたいと考えるオーナー(大家さん)や管理会社がプラン選びをした場合、その物件はそれだけ賃貸保証保険料が高くなり、保証会社も決まっているという事なんです。

悠介
貸す側の大家さん達はリスクの回避ができるし、借りる側の入居者は連帯保証人を立てる必要がないってことなんだよね
そう考えると保証会社って時代のニーズに合ったサービスなのかもしれないわね~

例外として大きな不動産会社などの中には、いくつか保証会社やプランがあったりすることがあります。もし、利用したい保証会社があったりする場合はあらかじめ不動産屋さんに確認しておきましょう。

 

保証会社を使うメリットは?

保証会社を利用する為には初期費用や更新料などの保証料が発生しますが、利用するメリットは大きいです。デメリットはと言うと、家賃の滞納がなければその保証料が発生する事くらいですね。

保証会社を利用するメリット
  • 連帯保証人をお願い出来る人が誰もいなくても、連帯保証人の代わりになる
  • 親族や兄弟などに連帯保証人をお願いしづらい人は、気苦労しなくてすむ。
  • 入居審査が通りやすい(例.連帯保証人について…親が働いてない、家が持ち家じゃない、収入が安定していない・収入が少ないなど)
  • 外国人滞在者やフリーランスで働いてる人、高齢者や障がい者世帯など、自分の収入を証明することが難しい人でも部屋を借りられる
  • 保証料がクレジットカードで支払える。(ただし、保証会社が指定したカードに決められてる事がほとんど。)
  • クレジットカード払いなら家賃の支払い期日に間に合わないこともなく、家賃を振り込みに行く手間もなくなる。
  • 毎日ポイントが溜まるカードもあるので、賢く使う事で得することもある

生活する上でまず必要なのが住まいです。ここが確保できないと健康を維持することも、仕事をすることも難しくなってきます。賃貸物件の契約が成立すればその先は自分の頑張り次第でどうにでもなるので、入居希望者の大きな手助けになってくれるのは間違いないみたいです。

そしてクレジットカードでの支払い。賢く使う事で便利な上に、かなりお得だったりもするんです。そりゃそうですよね?家賃は毎月必ず払うもので、金額も大きいですからポイントも結構溜まっていきます。

今は消費税も上がり、現金支払いよりもポイントが貯められる方法を選んだ方が得だったりするので、クレジットカード払いはオススメです。

あっ!ちゃんと自分の収入を考えて計画的に使うのを忘れないようにしましょうね!!
悠介
ほんと気をつけましょう!

ボクはクレジットカードを初めて持った時、無計画で使って大変な思いをした事があります!!(笑)

 

保証会社を知ろう!

保証会社は現在30社以上。入居希望者が細かく調べる必要はよっぽどの事情がなければありません。何故なら基本的に自分で加入する保証会社を選べないからです。ただ、どんな事をしているのか位はなんとなく知りたかったりすると思うので、動画を見てもらえるとイメージしやすいですよ♪因みに動画の保証会社は日本賃貸保証会社さんです。

保証料(契約料金)はどのくらいかかるの?

保証会社の保証料は基本的には入居申し込みの時契約更新の時に支払います。中には家賃とは別に毎月保証料がプラスでかかることも物件によってはあるので、契約する前にしっかり確認しておきましょう。

初回の保証料の目安は家賃の30%~100%だったり1~5万円前後の固定額だったりと、保証会社によって様々です。

更新料は1年か2年ごとにかかり、問題なく1年~2年の間家賃の支払いが出来ていれば、保証会社から信用してもらえる分一般的には初回の保証料より下がる事が多いです。

どんな審査をするの?

審査の内容は保証会社によって違いますが、基本的には書類審査があって書類の提出(身分証明書や所得証明書・源泉徴収票など)が必要になってきます。これは入居者が信頼できる人なのかを判断するために行われます。

そして、書類の提出をした後には入居希望者本人や在籍している会社に電話で在籍確認があり、提出書類の源泉徴収票だったり納税証明書などから年収の確認をします。家賃に見合った一定の収入があって、過去に金融事故などがなければ審査に引っかかることはそんなにありません。

ただし、中には入居審査よりも厳しい審査基準の保証会社もあったりします。それでは保証会社の特徴を説明しますね。

保証会社の特徴

信販系保証会社の場合

ローンやクレジットカードなどの審査で利用する信用情報を使い審査します。聞いたことがあると思いますが、ブラックリストといわれているような事故履歴があったりすると、まず審査は通りません。

独立系保証会社の場合

クレジットカードで延滞したことがあったり、自己破産をした人でも入居審査に通る場合があります。独自審査を行っているところもあるので、1つの保証会社で審査に通らなかった場合であっても、違う保証会社に変えたら審査が通ったなんてこともあります。

といった感じになります。

「家賃保証データベース」を活用している保証会社(信販系保証会社)では、過去に家賃滞納があったかどうかという事も確認されます。滞納記録があった場合は審査に通らないこともあるので、家賃の支払いは遅れないように気を付けましょう。

ちなみにデータベースでは、氏名・生年月日・運転免許証番号などの個人を特定する為の情報と過去の保証内容に関する情報、立て替えて支払われた金額の残高なんかも登録されています。

更には、明け渡しの時に発生する費用負担などをめぐるトラブルで支払いが終わっていない場合は、正当かどうかは関係なしでブラック情報として登録されてしまいます。管理会社やオーナー(大家さん)との間でトラブルを起こさないように気を付けておきましょう。

悠介
次に賃貸の契約しようとしたら契約ができないとか…考えただけでもゾッとするね
支払いをちゃんとしてないと、住む場所すらもなくなっちゃうってことね。

家賃を滞納したらどうなるの?

賃貸は他人が所有している部屋を借りて住まわせて貰っているので、家賃を滞納しないようにするのは当然の事ですよね。ですが、想像することが出来ないような突然の災いが起こったら…。どうしても払えない事情が出てこないとも限らないですよね?

もし支払いが遅れてしまうような事が出てくる場合はまず、それが分かった段階ですぐに保証会社に相談するようにしましょう。

そして本題。万が一何の相談もしないで家賃の滞納をしてしまったらどうなるかですが、以前のオーナー(大家さん)や不動産管理会社からの支払い催促に比べて、保証会社は取り立てが厳しいのはみなさん想像できるかと思います。

滞納後に保証会社が家賃の立替払いをし、立て替えてもらった分の返済が難しい場合だと、最悪裁判ざたにまで発展していきます。そして以前よりも早い段階で立ち退きを要求される事も出てくるので甘く見ないようにしましょう。

悠介
そんな事にまでなるんだ!!恐ろし~~~~~
取り合えず支払いが難しくなったら保証会社に連絡して事情をちゃんと説明することが大事よね

相手に対する誠意を忘れちゃダメよ

住む場所がないのは最悪です。健康管理も出来なくなり、最悪働けない状況になる事もあります。支払いの優先順位をあえて付けるとすれば家賃の支払いは1番に優先するべきでしょう。

一番やってはいけないのが督促の電話に出ない。催促されるのが怖いからといって電話を無視したりしてしまった場合、自分以外の連絡先に指定した関係者(親や兄弟、親戚等)に催促の電話がかけられることになります。そうなると状況は悪くなる一方なので本当にやらないようにしましょう。

家賃の滞納を何度も繰り返してしまったり滞納が残っていたりしていると、信用を失い更新に応じて貰えないことや賃貸契約が出来なくなることもあるので、当たり前のことですが家賃の滞納はしないようにしましょう。

 

まとめ

  1. 保証会社の契約条件が「要利用」「要加入」「必須」などの場合は連帯保証人がいたとしても必ず加入が必要。
  2. 保証会社の契約条件が「保証会社の利用可」「任意加入」などの場合は加入しなくてもいい。(※加入しないといけない事もある)
  3. 基本的に保証会社は自分で選ぶことはできない。
  4. 保証会社を利用するメリットは実は大きい。
  5. 家賃の滞納は人生の終わりの始まりである。

最後は怖い話になってしまいましたが、家賃の滞納さえしなければ保証会社は入居希望者にとって現代のニーズに合ったサービスを提供してくれる会社でした。自分に合った保証会社の契約条件を意識して、素敵な賃貸物件と契約していきましょう♪

最後まで読んでいただき有り難うございました。

 

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