何かと物入りなのが引っ越し。特に初期費用は意外と高額!!できるだけ安く抑えたいと思いますよね。
今回はそんな人のために、貯金が少なくて引っ越しの初期費用を抑えるために奮闘した私が、引っ越し初期費用を抑える方法を3つご紹介したいと思います。
この記事を最後まで読めば、きっとお得に引っ越しが出来ることでしょう!
敷金・礼金0物件を選ぶ
まず最初は簡単な方法からご紹介します。
それは「敷金・礼金0物件」を選ぶことです。誰でも1度は耳にしたことがあると思います。もちろん、初期費用を抑えようと思った時に私も最初に頭に浮かんだのは敷金・礼金0物件でした。
そう。敷金・礼金0物件は大家さんが「空家のままにしておくよりは、早くだれかに住んでほしい」と考えて敷金・礼金をなくすことで、入居者が集まりやすくしているという訳です。
特別何か問題があるというわけではありません。安心してください。
ただ、退去時のことを考えて以下の点には気を付けた方がいいですね。
- 鍵をなくさない
- クロス(壁紙)を汚さない
- 家具の重みで床がへこまないようにする
ちなみに家具の重み対策には下に段ボールやベニヤ板を敷いたり、カーペットを敷いたりするなどの方法があります。
それに、家がきれいだと運勢もあがるみたいよ。丁寧に暮らしましょう。
さて、みなさん「よし!じゃあ、敷金・礼金0の物件を探そう!」と思いましたよね。
ただ、一点気を付けていただきたいのは周辺の家賃相場と大きくズレがないかどうかという事です。もしあまりにも安すぎたりする場合には要注意!安いには安いなりの理由があります。きちんと確認しましょう。
ところで、ここまで読んで「そもそも引っ越し初期費用って何?」という人もいるかもしれません。
なので、ちょっとここで引っ越し初期費用って何なの?だいたいの相場はいくら?という事を少しだけ説明したいと思います。興味のない人はどんどん次に進んでしまって大丈夫です!
引っ越し初期費用とは?
内訳はこんな感じよ。
敷金 もしもの時の担保金 礼金 大家さんへの謝礼(昔からの慣習として必要になることが多い) 入居月の日割り家賃 入居日から月末までの月の家賃を日数で割った費用 翌月家賃 来月の家賃の前納 仲介手数料 不動産会社へ支払う費用 鍵交換費用 玄関の鍵交換一式の費用。交換しない場合は無料 火災保険料 火災保険の加入に必要な費用
引用:WomanCHINTAI
また、最近では敷金がかからない代わりに「クリーニング代」が発生する場合があるので注意が必要です。
そのほかに「24時間サポートサービス」というサービスがある物件もあります。これは、緊急時に24時間いつでも電話でサポートしてくれるというサービスで、一人暮らし初心者などにはとても心強いですね。ただ、もちろん別途料金が加算されます。
相場はいくら?
こちらが初期費用の相場です。
敷金 家賃の1~2ヵ月分 礼金 家賃の1~2ヵ月分 入居月の日割り家賃 家賃÷月の日数×入居日数 翌月家賃 家賃1ヵ月分 仲介手数料 家賃の0.5~1ヵ月分 鍵交換費用 2~3万円 火災保険料 2年契約で2~3万円 保証会社加入費用 1~2年契約で家賃の0.5~1ヵ月分 消毒費 1.5~2万円 24時間サポートサービス 2年契約で1.5~2万円
引用:WomanCHINTAI
だから、だいたいだけれど家賃の5~6倍で計算すれば大丈夫よ。
つまり家賃が6万円の部屋に住みたいと思ったら、初期費用はだいたい30万~36万円かかるという事です。改めて結構いい金額ですよね。
私は最初にお話しした通り貯金が少なく、初期費用の金額を考えると引っ越し後の生活が不安になる程でした、、
引っ越しは「新しい家に引っ越して終わり」ではありません。そのあとには日常生活が待っています。改めて初期費用はしっかり抑えておきたいポイントですね。
分割払いにする
次に紹介するのは初期費用をクレジットカードの分割払いにする方法です。
この方法も不動産会社や物件がカード払い対応であればとても簡単にできますね。
この方法の最大のメリットはポイントやマイルがたまることです。
私もこの方法をとったのですが、かなりのポイントがたまりました。たまったポイントで普段は買うのにちょっと勇気がいるおしゃれな照明を買いました。
その照明は今でもとても気に入っていて、引っ越し費用を抑えようと頑張ったなぁと自分を誇らしく思えるアイテムにもなっています。
そして貯まったマイルで沖縄に旅行に行くんだ!!
でもクレジットカードの分割払いをするときには注意しないといけないこともあるのよ
そう。分割払いが出来れば初期費用も抑えられるし、ポイントやマイルも貯まるし、、と一見いいことづくしに思えるこの方法ですが、もちろん注意点もあります。しっかり確認していきましょう。
- 不動産会社や物件により、利用できる範囲に違いがある(例:初期費用すべてに利用可能,初期費用の一部項目にのみ利用可能など)
- 指定されたクレジットカードのみしか利用できない場合がある
- 利用限度額ぎりぎりになっていないか
- 分割の回数は適切か
初期費用をはらったことでカードの利用限度額ぎりぎりになってしまい、いざという時にカードが使用できない、となると困ってしまいますよね。
また、分割払いには手数料が発生しています。1回の支払い額が安いから、、と回数を多くしてしまうと、その分多くの手数料を払うことになる、ということをお忘れなく。
大家さんに値引き交渉する
さぁ!!こちらは今までの2つに比べると少し大変かも?!大家さんへの値引き交渉です。
ちなみに私は決して交渉が得意ではありませんが、背に腹は代えられません!頑張りましたよ~w
勇気を振り絞って「安くしてください!!」って言えばいいの??
大家さんと交渉をするときには具体的にするのが大事なポイントよ。
値引き交渉と聞くと「どんなテクニックが必要なんだろう?」「自分にできるのかな?」また「大家さんに失礼じゃないかな?」とドキドキしてしまう人もいると思います。私もそうでした。
でも大丈夫!ちょっとしたポイントをおさえるだけで値引き交渉は簡単にできちゃいます。
- 礼金を値引きしてもらう
- 入居月の日割り家賃を値引きしてもらう
- 家賃を値下げしてもらう
- エアコンなどの設備をつけてもらう
それでは一つずつ見ていきましょう。
礼金を値引きしてもらう
もし敷金・礼金がある物件なら礼金を値引きしてもらえないか交渉してみるのがオススメよ。
それなら敷金も一緒に値引きしてもらえたらもっとお得なんじゃない?!
敷金は「もしも何かあった時のためのお金」なの。それを値切ってしまうという事はもしもの時に大金を支払わないといけないことになるかもしれないってことよ。
礼金は大家さんへのお礼として昔から残っている習慣みたいなものです。なので、値引きをしてもらうには一番交渉しやすいポイントだと思います。
ただ、大家さんとの今後の関係もあるので半額くらいにしてもらえないか相談してみましょう。
入居月の日割り家賃を値引きしてもらう
入居月は家賃が日割りになります。そこでその日割り家賃を値引きしてもらおうという訳です。
もし月初の入居で値引きが難しい場合には、例えば翌月分の家賃を初期費用から外してもらって翌月からの支払いに変えてもらうことで初期費用を抑える、なんていう方法もあるみたいですよ。
家賃を値下げしてもらう
でも月3000円値下げしてもらえたら年36000円の節約になるのよ。
沖縄旅行に行くときに部屋をグレードアップさせられちゃうね!!
月に数千円の値引きといってもそれが1年2年、、と時を重ねていくとその節約の効果はとても大きなものとなります。
ただ、ここで決して忘れないでいただきたいのは賃貸経営は大変だという事です。大家さんの立場を考えると、成功しやすい値引き金額としては1000~3000円くらいです。
「え??たった1000円??」と思ったそこのあなた!!先ほど話した通り1年にすると12000円。2年で24000円。1か月1000円の値引き効果を甘く見てはいけません。
エアコンなどの設備をつけてもらう
さて、最後は値引きをしてもらう代わりにエアコンやガスコンロ、ウォシュレットなどの設備をつけてもらう方法です。
中にはもろもろの事情があり、上記の値引きに対応してもらえない場合ももちろんあると思います。そんな時にはエアコンなどの設備をつけてもらえないか交渉してみるのはいかかがでしょうか。
最悪の場合、エアコンは買えなくて扇風機で暑い夏を耐えないといけない、、とか。
確かに直接値引きしてもらっているわけではないですが、よく考えればとてもお得なのが分かりますよね。
私はこの方法でガスレンジを付けてもらったのですが、こちらも自分で購入すると1万円以上するものだったのでとてもありがたかったです。
でも悠介君、それ以上に大事なのは大家さんに「ありがとうございます」と感謝の気持ちを忘れないことよ!
【おまけ】引っ越し費用を抑える
さて、ここまで引っ越しの初期費用を抑える方法を紹介してきましたが、最後に引っ越し費用を抑える方法を少しだけお話しておしまいにしたいと思います。
引っ越しにかかるお金って初期費用だけじゃないですよね。なのでその他の費用もしっかり抑えることでさらにお得に引っ越しをすることができるという訳なのです!!
繁忙期をさける
可能であれば引っ越し業界の閑散期とよばれる「6~8月」「12~1月」に引っ越しをすることを強くおススメします。
6月は引っ越しをする人がとても少なく、値下げ交渉をするにはもってこいの時期だそうです。
詳しくはこちらの記事にもかいてありますので、ぜひ目を通してください。
荷物を減らす
最近ミニマリストって流行ってますよね。荷物が少なければもちろん引っ越し費用も抑えられます。極端な話ボストンバック一つもって引っ越し、、なってちょっとおしゃれな雰囲気ですよね。
まぁそこまで荷物を減らすことはできなくても、引っ越し前に一度自分の持ち物を見直してみることをおススメします。
荷物が少ない方がお得に引っ越しできる「単身パック」について分かりやすく説明しているので、こちらも読んでいただければと思います。
まとめ
- まずは簡単、敷金・礼金0物件を探せ!!
- カード払いでお得にポイント貯めちゃおう!!
- 大家さんに感謝の気持ちを。値引きをお願い!!
- 引っ越し費用を抑えることも忘れずに。
さて、以上が引っ越し初期費用を抑える方法です。ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
みなさんがお得に引っ越しが出来ますように。
その引っ越し料金、カモられてます(引っ越し料金-40%)
引っ越しをする時に、普通に見積もりを取ると100%割高になります。
僕の場合、普通に見積もりを取って22万だったのが(値段交渉もして)別の方法で見積もりを取ったら14万まで下がりました。
差額8万です。相当下がります。ルンバの上位機種買えちゃいます。
このように一括見積を使って複数の会社から見積もりを取らないと必ず損をします。
なぜなら価格競争が起きないからです。
引っ越し業者同士で競ってもらうことで、引っ越し料金が安くなります。
そして、一社だけに依頼をすると比較する業者がいないので、割高であるということに気が付けません。
「高いけどこんなものなのかな?」とカモられることになります。(僕はずっとこうでした)
これは非常にもったいないです。
一括見積サービスを使うとカモられるのを防げます、そしてさらに安くなります。もちろん無料です。
聞いたことあるけれど、後から問題になったりすることもあるんじゃないの?
心配だなぁ、、