「やだ~!引っ越しなんてしたくない!」
引っ越しが決まった時、子供にこんな事を言われたら困ってしまいますよね。大人にとっても不安や心配ごとが多い引っ越し。少しでも子供の負担は軽くしたいですね。
そのためにはどのタイミングで引っ越しをするのがベストなのか?ストレスを感じている子供をどのようにフォローすれば良いのか?を解説します。
Contents
子供の引っ越しにベストなタイミングは○○前
引っ越しは、やることが多いし疲れるし、大人でもストレスがたまりますよね。大人でさえストレスを感じるのですから、小さな子供であればなおさら心配ですね。
少しでも子供の負担を軽くして引っ越しをするのに適しているタイミングはこちらです。
- 幼稚園入園前
- 小学校入学前
幼稚園入園前
友達関係がまだあまりない
幼稚園に入ると、子供にも友達関係が出来てきて、仲良しの友達ができてきます。
入園前なら、まだそこまでの友達関係ができる前なので、仲のいい友達との別れでストレスを与えることなく引っ越しができます。
引っ越し作業が楽
入園前といえば、年齢的には2~4才ですよね。これくらいの年齢になれば、親の言うことも伝わるようになってきますし、赤ちゃんと違って授乳の必要もありません。
トイレトレーニングが終わっていれば、オムツ替えの心配もないので、引っ越し作業もスムーズにできます。
また、子供のオモチャもまだそんなに増えていない時期なので、引っ越し準備も楽ですね。
必要な手続きが少ない
入園後の引っ越しとなると、新しい幼稚園を探さなければいけません。転園の手続きも必要ですし、制服も新しく購入しなければなりません。
入園前であれば、引越し先の幼稚園を探すだけで済むので、親にとっても負担が軽く済みます。
小学校入学前
「転校」をさせないで済む
小学校に上がると、子供同士の人間関係は一気に濃いものになっていきます。仲の良い友達との別れは、幼稚園時代よりもストレスが大きくかかってしまいます。
入学前に引っ越しを終えれば、入学式からみんなと同じスタートを切ることができ、転校もさせないで済むので、子供への負担を軽くすることができます。
また、みんなと一緒のタイミングで学校生活が始まるので、授業の進み具合を気にする必要がありません。
小学生の引越しに適した時期
引っ越しが決まった時に子供が小学生だった場合、どの時期に引っ越しをすれば子供への負担を軽くすることができるのでしょうか?
新学年が始まる前
学年が上がる4月に合わせて引っ越すのがいちばんのおススメです。学年が変わったばかりなら、クラス替えもあるので、教室で一人だけ孤立してしまうことを避けることができます。
学期の切り替わり時期
学期が切り替わるタイミングで引っ越しをすれば、授業の進み具合も中途半端になることが少なく、子供の負担が少なくできます。
また、学期の切り替わる前には学校が休みになる期間があるので、そこで引っ越しをすれば、学校を欠席させることなく引っ越しができます。
高学年よりも低学年のうちに
可能であれば、子供が低学年のうちに引っ越しましょう。高学年になると、子供同士の人間関係もかなりしっかり出来上がっています。
引っ越し前の学校で仲良くなった友達との別れに加え、新しい学校へ溶け込めるのか不安に感じる子供も少なくありません。
避けたほうがいいタイミング
子供との引っ越しで、できることなら避けたほうがいいタイミングがいくつかあります。どうしても調整できない場合もあると思いますが、もしも調整できるなら、次の時期をはずして引っ越しをしましょう。
- 子供が生後0才~2才までの間
- 幼稚園の入園直後
- 子供の大きなイベントと同じ時期
子供が0才~2才の間
この時期はまだまだ子供の世話が大変で、親も引っ越しどころではありません。
また、出産直後の場合は、母親の身体もまだ無理をできない時期です。万が一、無理をしてしまうと体調を崩してしまう可能性もあります。
幼稚園の入園直後
入園式を終えて、ようやく慣れてきたタイミングで引っ越し・転園となると、子供への負担は大きくなってしまいます。
初めての集団生活で、不安定になっているこの時期に引っ越しをするのは避けたほうが良いでしょう。
子供の大きなイベントと同じ時期
運動会や修学旅行のような、子供にとって大きなイベントは参加させてから引っ越しをしましょう。慣れ親しんだ友達との思い出作りにもなります。
タイミングが悪いと、イベントそのものに参加できずにその学年を終えることになってしまいます。
子供の転校先が何学期制かによって、行事を行う時期に違いが出てきます。引っ越しが決まって手続きをする時に、転校先の学校に聞いてみると良いでしょう。
子供の引っ越しストレスサイン
引っ越しで環境が変わることは、大人もストレスに感じますよね。それは子供にとっても同じこと。引っ越し前後の子供の様子をしっかり見て、ストレスをケアしてあげましょう。
- 急に泣き始める・夜泣きをする
- 赤ちゃん返りする
- 表情が暗い
- 引っ越し前の友達の話しばかりする
- 幼稚園や学校に行くのを嫌がる
- 体調を崩す
これらは、ほんの一例です。いつもと違うことはないか?無理していないか?よく観察しましょう。
また、「お友達できた?」「新しいクラスはどんな感じ?」など、質問責めにすることはやめましょう。
思春期の子供の様子は特に注意して!!
子供が小さいうちは、ストレスサインも分かりやすいものが多く、親も気づきやすいと思います。しかし、思春期くらいになってくると、注意深く見ていないと見逃してしまいがちです。
子供のストレスケア
子供がストレスを感じている時、親にできる事とはどんな事でしょうか?
引っ越しの理由を子供に説明する
引っ越しする理由も分からずに「引っ越し決まったから」と言われても、子供も納得ができませんよね。
子供には引っ越しの理由をちゃんと説明しましょう。小さい子供の場合、言っても分からないだろうと思うかもしれません。しかし、分からなくてもちゃんと説明することで、子供の不安を解消させてあげることが大事です。
引っ越しのイメージを伝える
「伝える」と言っても、言葉だけでは伝わりません。可能ならば、新居の内見に連れて行き「このお部屋でねんねしよう」など声をかけて、新しい家での暮らしをイメージできるようにしてあげましょう。
一緒に内見に行けない場合は、間取り図を見ながら話しをしてもいいですね。
また、荷造りや掃除など、子供と一緒に作業するのもおススメです。
気になる情報を親子で集める
これは主に大きい子供の場合ですが、中学受験や高校受験などの情報を一緒に集めましょう。
インターネットを使えば、ある程度の情報を集めることができますし、手続きのために転校先の学校に行った際に、情報を仕入れることもできます。子供が自分で聞きにくそうであれば、親から先生に聞いてみましょう。
子供の話しをよく聞く
子供は、自分がストレスを感じている理由が分からないことも多いと思います。「何でか分からないけど泣きたくなる」とか、「すぐにお友達とケンカになっちゃう」など、本人も混乱している場合が少なくありません。
そんな時は、「また泣いてる!」「どうしてお友達と仲良くできないの!?」などと怒ることはせず、とにかく話しを聞いてあげましょう。
「うん、うん。」「そうだね」と共感してあげると、少しずつ落ち着いてくるでしょう。
一緒に出掛ける時間を作る
散歩でも買い物でも、親子で出かける時間を作りましょう。新しい土地を一緒に散策しながら、「こんな広い公園があった」「こんなお店があった」など、少しでも子供が前向きになれるような「発見」をしてみましょう。
まとめ
- 子供の引っ越しは、幼稚園入園前と小学校入学前がベスト
- 幼稚園前の引っ越しなら、仲良しの友達との別れがない
- 小学校入学前なら、転校させずに引っ越しできる
- 子供が赤ちゃんのうちは引っ越しは避けよう
- 引っ越しは、子供の事情も考慮して決めよう
- 子供のストレスサインを見逃さないようにしよう
- 子供の様子を観察して、不安を解消してあげよう
引っ越しの子供の手続きについては、こちらの記事で詳しく説明しています。是非ご覧になってください。
引っ越しは、親にとっても大変なイベントです。子供と一緒だと手続きも増えるし、荷物も増える。しかし、子供が一緒だからこそ楽しめる場面も多いはずです。まずは親が前向きになって、引っ越しを乗り切りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
その引っ越し料金、カモられてます(引っ越し料金-40%)
引っ越しをする時に、普通に見積もりを取ると100%割高になります。
僕の場合、普通に見積もりを取って22万だったのが(値段交渉もして)別の方法で見積もりを取ったら14万まで下がりました。
差額8万です。相当下がります。ルンバの上位機種買えちゃいます。
このように一括見積を使って複数の会社から見積もりを取らないと必ず損をします。
なぜなら価格競争が起きないからです。
引っ越し業者同士で競ってもらうことで、引っ越し料金が安くなります。
そして、一社だけに依頼をすると比較する業者がいないので、割高であるということに気が付けません。
「高いけどこんなものなのかな?」とカモられることになります。(僕はずっとこうでした)
これは非常にもったいないです。
一括見積サービスを使うとカモられるのを防げます、そしてさらに安くなります。もちろん無料です。